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たけのこの下処理と米ぬか不要の簡単あく抜き!保存方法と期限は?

2024年5月10日

たけのこの下処理とあく抜き

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昔から「掘ったらその日のうちに食べた方がいい」と言われているほど、新鮮さが重要なたけのこ!

たけのこはとても傷みやすいうえ、収穫されてから時間が経つほどあくやえぐみがどんどん出てしまい、長期保存には向いていません。

折角の旬のたけのこは、新鮮なうちに食べないともったいない!

知り合いからもらったりお店で買ったりしたら、すぐにアク抜きをして調理するのがいいのですが、

  • 下処理の仕方がわからない
  • アク抜きって難しそう
  • たくさんあり過ぎて食べきれない

など、なんだか大変そうだし面倒くさいと思ったりしませんか?

そこで今回は、たけのこの下処理と米ぬか不要の簡単あく抜きの仕方、そしておいしく食べるための保存方法を紹介します。

参考にしてくださいね!

 

たけのこの下処理とぬか不要の簡単あく抜き!

たけのこの下処理とヌカがなくても出来るあく抜き

たけのこのあく抜きって「米ぬか」と「鷹の爪」を使っったり手間や時間がかったりするイメージがありますね!

皮が付いたままの状態のたけのこって新鮮だってわかっていても、

「下処理が大変」

「時間がないし面倒」

「米ぬかがないし難しいからムリ」

そう思って諦めていませんか?

お家に米ぬかがなくても代用できるものがありますので、一度試してみてください!

米ぬかがないときは

  • 重曹
  • 米のとぎ汁もしくは生米(無洗米以外)
  • 大根おろし

など、それぞれお家にあるものでもできます。

一度覚えてしまえば簡単ですので、ぜひ、やってみてください!

 

下処理はたけのこの皮を付けた状態のまま

たけのこの下処理は、まずは皮を付けた状態のままで使います。

  1. 皮が付いたままで新鮮なたけのこを、まず水洗いをして汚れを落としておきます。
  2. 4~5枚ほど外側の固い皮をむきます。
  3. 皮を付けたままの状態で、穂先の断面を広くするためとアクが多く含まれているのでたけのこ全体の1/4あたりの穂先を斜めのにカット!
  4. 縦に2~3cmほどの深さの切れ目を、両側に2ヶ所入れておくと火が入りやすく時短になります。
  5. 根元部分の少し固いところは切り落とし、えんじ色のブツブツは削っておきましょう!

ココがポイント

  • 重曹や米のとぎ汁・生米でのあく抜きにおススメ!
  • たけのこは皮を付けたまま茹でることでうま味を逃しません。
  • たけのこの皮に切込みを入れることで、しっかりとアクが抜けるようになります。

 

重曹であく抜き

【準備するもの】

  • 皮が付いた状態のままのたけのこ
  • 重曹・・・割合は水1Lで小さじ1
  • 鷹の爪・・・1本

【やり方】

  1. 皮を付けた状態のまま下処理したたけのこは縦1/2に切り、たけのこがひたひたになるくらいの水に重曹を合わせ入れます。
  2. 茹で時間はたけのこの大きさによって変わりますので、大体中火で30~40分位様子を見ながら茹でます。
  3. 浮き上がってこないように、落し蓋かないときは重し代わりに鍋のも代用できます。
  4. 根元部分の固いところに竹串を挿してみて中まで通ればOK!
  5. 自然に粗熱を取って冷ますため半日くらい放置し、その後水で洗えばすぐ調理できちゃいます。

ココに注意

重曹は使う量によって、においが気になったりやわらかくなったりします。

水をかけて一気に冷ますとあくが抜けきれません。自然に冷ましましょう!

 

米のとぎ汁もしくは生の米のまま入れてあく抜き

【準備するもの】

  • 皮が付いた状態のたけのこ
  • 米・・・1~2回洗った米のとぎ汁
  • 水・・・とぎ汁と合わせて使う分
  • 鷹の爪・・・1本

【やり方】

  1. 鍋に皮を付けた状態のままのたけのこを入れます。大きすぎてはいらないときは縦1/2にカット!
  2. たけのこがひたひたになるように、米のとぎ汁と水の量を合わせて調整しましょう!
  3. 最初は中火で沸騰したら弱火にして、お湯が溢れないように気を付けながら40分~1時間30分様子を見ながら茹でます。

ココに注意

ふたと鍋に隙間が開くように、菜ばしなどを挟んでおくのもいいかもしれません。

米についたぬかを利用するので無洗米以外を使いましょう!

 

皮をむいてからあく抜きをするたけのこの下処理

たけのこはの皮が付いた状態のままで、水で洗って汚れを落とします。

たけのこの根元部分の少し固いところは切り落とし、縦1/2のところに切り込みを入れます。

切込みのところから手で開いていき皮を剥いたら、穂先部分をカットし根元のブツブツを削りましょう!

ココがポイント

  • 鍋の大きさに合わせてたけのこを縦1/2、入りきらないときは1/4の大きさにカットして茹でれば時短になっちゃいます。
  • 大根おろしや水でのあく抜きにおススメ!

 

大根おろしであく抜き

【準備するもの】

  • 皮をむいたたけのこ
  • 大根・・・目安として1/3の大きさで200mlくらい絞れます
  • 水・・・大根の搾り汁と同量
  • 塩・・・1%
  • ボウル

【やり方】

  1. 皮をむいたたけのこは、ボウルに入る大きさにカット!
  2. 大根は皮ごとすりおろし、厚めのキッチンペーパーやがーぜなどで絞っておきます。
  3. 塩はすりおろした大根の汁と同じ量の水を合わせ、塩分濃度を1%にします。
  4. すりおろした大根の汁200mlであれば水も200ml、塩は4gです。
  5. ボウルに入ってたけのこが浸るくらいに、皮ごとすりおろした大根と塩水を入れましょう!
  6. あとは1~2時間くらい漬け込んで水で洗うだけ!

ココに注意

すりおろした大根の汁と塩水の量は、あく抜きをするたけのこの本数によって違いますので、参考にしてください。

この状態ではまだ生なので、食べるときはしっかり加熱・調理しましょう。

 

水煮であく抜き

【準備するもの】

  • 皮をむいたたけのこ
  • 水・・・たけのこが浸るくらいの量
  • 鍋・・・水煮用
  • ボウル・・・あく抜き用

【やり方】

  1. 皮をむいたたけのこは、鍋に入る大きさ縦半分もしくは1/4にカット!
  2. 鍋にたけがひたひたになるくらいにたっぷりの水をいれ、1時間くらい様子を見ながら茹でます。
  3. 竹串で根元にさしてみて中まで通ればOK!
  4. 鍋に入れたままで、しばらく放置して冷まします。
  5. 冷めたらボウルに水を張って、水煮のたけのこを2時間くらい浸ければあく抜き完了です。

ココに注意

初めに、たけのこの水煮を作ってからあく抜きをします。

沸騰したら、お湯が吹きこぼれない程度に火加減を調節しましょう!

 

たけのこの保存方法とおいしく食べられる期限

たけのこの下処理とあく抜き

皮が付いた状態のままのたけのこやあく抜きをしたたけのこなど、たくさんあり過ぎて食べきれないとき困ってしまいますね。

たけのこは、時間が経つほど苦味だったりえぐみが出てしまうので、おいしさも半減してしちゃいます!

でも、どうやって保存すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?

保存の仕方によっておいしく食べられる期限も変わってしまいますので、参考にしてみてくださいね。

 

皮付き生のたけのこを野菜室で保存・・・期限は4日くらい

山から採ったばかりのたけのこは切ったところから、空気に触れると酸化してしまいます。

すぐに調理出来ないときは、皮付きのまま新聞紙でピッタリと包み込み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

たけのこのあくを抜いたら冷蔵で保存・・・期限は1週間くらい

たけのこのあくを抜いたら、縦1/2入りきらないときは保存容器の大きさに合わせてカットします。

密閉できる保存容器、にたけのこがひたひたになるくらいの水を入れて、冷蔵庫で保存します。

毎日、新鮮な水に取り換えましょう!

 

たけのこのあくを抜いたら冷凍で保存・・・期限は1ヶ月くらい

たけのこのあくを抜いたら、調理しやすいように小さくカット!

いちょう切りや短冊切りなどそれぞれ用途に合わせて小分けにしておくと便利です。

だし汁に浸して冷凍すれば、そのまま使えるので調理の時短になります。

また、煮物に使うなら、たけのこに砂糖をまぶして冷凍しておくのもおススメ!

目安として、たけのこ300gに対して砂糖は大さじ1、ほぼ甘さは残りません。

 

ココがポイント

砂糖をまぶすことで水分が抜けにくくなります。

凍ったまま使えるので時短になり、凍らせて解凍することで細胞壁が壊れ味が染みやすくなります。

 

まとめ

たけのこの下処理とあく抜き

たけのこは、時間が経つにつれあくやえぐみが出て来てしまうので、買ったらまず下処理とあく抜きをしましょう!

米ぬかがなくても、お家にあるもので代用できるので、すぐにできちゃいます。

すぐに使いきれないのであれば、冷蔵や冷凍で用途に合わせて保存すると調理の時に便利!

保存の仕方によって期限が違いますので、すぐに使わないのであれば、冷凍したほうが保存期間も長くおススメです。

ココに注意

生たけのこをそのまま何も処理せずに冷凍するNG!

たけのこは繊維質なので、解凍した時にスカスカになって筋っぽい食感が残っちゃいます!

あく抜きをしないと舌がヒリヒリ喉がイガイガすることもあります。

おいしくいただくためにもたけのこのあく抜きは、必要不可欠な作業になりますね。

簡単にできますので、ぜひ試してみてください。

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